日比谷公園の猫たち

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日比谷公園は日比谷のオフィス街と霞が関の官庁街に面した都会のオアシス的公園です。ここには十数匹の野良猫が暮らしています。昼休みのサラリーマンからお弁当の御裾わけがあるのか、猫たちの栄養状態は良さそうです。

日比谷公園の猫たち

日比谷公園は東京ドーム3.5個分の広い公園ですが、猫がいるのは主に帝国劇場よりの入口(有楽門)からすぐの「心字池」の周囲と、その近くの花屋(日比谷花壇)の横の林の中です。

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地下鉄で行くなら、千代田線、日比谷線または都営三田線の「日比谷」駅のA10出口を出て、交番横の入口を入ると、猫スポットは目の前です。JRなら山手線を有楽町で下車すると猫スポットまで徒歩300m程度。新橋や銀座からだと、少し頑張って歩くことになります。

下の写真は心字池。ここはもと江戸城のお堀でした。池の脇の石垣は日比谷見附の跡です。

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池のほとりで出会ったのはクロネコ君。

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植え込みの中には、白黒のハチワレがいました。

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近づくと茂みの奥へと逃げてしまう人見知り猫でしたが、時間をかけて、ゆっくりと接近成功。

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この日の日比谷公園は早春の気配があふれ、咲き始めの桜の下で花見をするグループがいくつか。

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法務省をバックに、桜のつぼみ。

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ブランコでは外国人の親子が遊んでいました。

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心字池の近くで、仲よさげな二匹の猫を発見。

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この二匹は親子のようです。茶トラがお母さん、キジトラが子と思われます。お母さんに擦り寄るように歩くキジトラが可愛いです。

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こんなに寄ったら歩きにくいだろうに・・・お母さんが大好きなキジトラでした。

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茶トラのアップ。

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そしてキジトラ。背景のビルは、日比谷通り沿いのオフィスビルです。

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猫たちの栄養状態は良好のようです。餌をやる人が少なからずいるようです。

再訪時に出会った猫たち

桜の季節が終わり、初夏の風が吹く頃、日比谷公園を再訪しました。この日も、たくさんの猫に出会えました。

前回も見かけた茶トラは、水面の風が涼しい絶好のポジションを見つけたようです。

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管理人さんに竹箒で背中を掻いてもらう茶トラ。地面にぴったり貼りついて、低い姿勢を保持しています。喜んでいることは、しっぽの動きでわかります。

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この写真には三毛猫がいます。さてどこでしょう。

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岩でできたひさしの下です。ここなら人が歩く通路からは見えません。日差しと雨をしのげて、落ち着ける居場所を見つけたようです。

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さらに別の三毛猫を発見。池の対岸にいました。立ち入りできないエリアなので、遠距離からの望遠ショットです。

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池を離れて、日比谷花壇の方に歩いていくと、林のなかに4匹の猫がいました。

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白黒の猫、その2。

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さらに一匹。このあたりは白黒率が高いようです。この子は、ちょっと虎柄もはいっているかな。

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長毛種の血が入っているらしきキジトラ。ほかに長毛の猫はいないので、ここで生まれたのではなく、捨て猫と思われます。

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行くたびに新しい猫と出会うので、猫の総数は未確認です。まだ出会っていない子も含めて、日比谷公園全体では十数匹の猫がいそうな雰囲気です。

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